バスオイルとフランキンセンスのお話

元気のないお疲れな方には、気分をリフレッシュしてくれるオレンジなどの柑橘系の精油をフットバスに隠し入れています。このバスオイルはプッシュ式で使い勝手も良くて、使い続けています。ハーブ類のアロマが苦手な方にも、いい香りね〜と喜ばれています☺️

アロマポットに垂らしているアロマ精油は、アロマ会社の「生活の木」が出している「ラベンダー&フランキンセンス」を最近は好んで使っています。強すぎる香りだといけないので、弱めの熱で、ほんの数分精油を温めて少しだけ香りが立ったらポットの電源を落としています。

フランキンセンスって、ご存知ですか?これは別名「乳香」と呼ばれるもので、古代エジプト・バビロニア・ヘブライなどの文明では宗教儀式の際に用いられていたようで、聖書によるとイエスキリストの誕生に東方からの賢人たちから3つの贈り物がおくられたのですが、フランキンセンスはそのうちの1つで、幼かったイエスキリストが選び好んだものだったそうです。歴史的かつ宗教的アロマ!イエスキリスト、渋すぎる。

フランキンセンスの木は5m前後で、白や薄いピンクの花を咲かせます。樹皮を剥くと中から樹液が出てきてそれを水蒸気蒸留法で抽出したものがアロマテラピーの精油となり、市販されます。

このフランキンセンス、心の鎮静に作用する働きがあり、お肌のアンチエイジング効果もあるのだとか。最初のうちはその独特な香りで好みが分かれるところですが、お好きな精油とブレンドしたり、単品で使ってみたり、工夫しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。使用の際は、分量などは必ず守ってくださいね。体に影響があるものは、たかがアロマでも、されどアロマです。

古代の人類にとっては神々への儀式に使われていたほど貴重だったフランキンセンス。現代になり、まさかいずのやで使われるとは古代人も思ってなかったでしょうね(笑)