人は皮膚から癒される

お世話になっている理学療法士さんから以前オススメされた本。

山口創著『人は皮膚から癒される』

 

タッチセラピー系の本はこれまで読んではいましたが、こちらの本も共感することばかりでとても参考になりました。

 

本書では、スキンシップによる癒しの効果、触れられることで心が癒されるのはなぜか、など、分かりやすい表現で書かれていて、読みやすくまとめられています。悩みやストレスにさらされている働き盛りの方々にはもちろん、介護をされている方々、そして特に子育て真っ最中のお父さんお母さんにも、お子さんのために是非一読をオススメしたいです。

『笑うこと』『心を開くこと』『許すこと』など、多角的視点からの癒しについても書かれていて、こちらもいずのやのコンセプトとドンピシャでした。ここ、外せませんから!(笑)

 

スキンシップや触れるケアは、オキシトシンが大量に分泌され、リラックス、痛みを抑制する効果もありますし、さらに不安や抑うつを和らげる効果もあると言われています。本書を読んでいて驚いたのは、『オキシトシンの高い施術者に触れられると、触れられた人のオキシトシンレベルも高まる』のだそうです。(オキシトシンの高い施術者というのは、自身がすでにリラックスしていてエネルギー値が高い人のことだと思われます。)施術者と受け手の間に、この『身体的共振』が起こる ーーただ、もしこれがオキシトシンの低い施術者に触れられると、受け手のオキシトシンレベルは上がらないという、良くも悪くも働くようなのです。どんなに優れた技術を持つ施術者でも、施術者自身のエネルギーが弱いと、受け手は充分な癒しを得られにくい、ということなのかもしれません。やはりここでもエネルギーか、と驚きましたが、腑に落ちました。

 

あっちゃこっちゃごちゃごちゃ言ってるのもあれなんで。ぜひ体感してみてくださいね!有り余るエネルギーぶるんぶるんでお待ちしてます。