アメリカ爆笑旅行 vol. 13

アメリカ爆笑旅行 vol. 1 はこちら

 

つづき

その後サンタフェ周辺の巨大スーパーマーケットや自然派オーガニックストアなどを巡り、Yは主に調味料などを大量に買い込んでいた。なぜかバターなどの日本でも手に入る食材も。なぜなのか尋ねると「日本で買うより安いんだよ」と言っていた。日本で買えるなら重たくなって運搬に大変なことを考えたら少々高くたって日本で買えばいいと思ったし、どうせなら日本では売ってないものを見つけて買ったらいいのに、と思った。…と言いつつ私も、大好きな濃厚トマトケチャップや、石鹸、パワーストーン、脇の下にヌリヌリするやつなど、Y同様ホントにどうでもいい品物を買っていた。

アルバカーキの空港近くのホテルにチェックインしたあと、荷物を下ろし、身軽になったjeepチェロキー。翌日帰国するので今のうちにレンタカー会社に返却に行かなくてはいけない。二人でチェロキーに乗り込み、空港にある返却カウンターへ向かった。走行距離は覚えていないが、かなりの距離だったはずだ。レンタカーのお姉さんが、それを見てビックリした顔をして「オーマイガー!随分と長旅だったのね!!」と言っていたからだ。チェロキーに別れを告げ、そしてそのまま空港内のカフェでシラ〜っとコーヒーを飲み、ホテルの無料シャトルバスで再びホテルに戻った。まだ時間はあったし、どこか行かないかとYに尋ねると「怖いから行きたくない」と言って、ホテルに引きこもってしまった。日中なら大通りを歩けば大丈夫だと思ったが、こんな状態のYと行っても楽しめないし、かと言って日本ですら一人で外食ができないチキンな私は諦めて部屋で過ごすことにした。

翌朝はホテルで朝食をとった。ダイニングには、いかにもアメリカかぶれの日本人女性がいて、やたら自分の話ばかりを一方的にしてきた。30年以上ハワイに住んでいるらしいが、その割に連れの男と話す英語力が危なっかしい。Yは相槌を打ちながら話を聞いてあげていた。さすが手相に『とばっちり線』があるY。私はその隙に黙々と食事を済ませ、後から来たYと外に出てテイクアウトのコーヒーを飲みながらシャトルバスの出発を待っていた。

つづく

アメリカ爆笑旅行 vol. 14 を読む