鬱っぽいな、と感じたなら

日照時間の少ない梅雨の時期は、私たちの気持ちも大きく影響を受けやすいときです。体と心が不安定になりやすく、ネガティブな気持ちに占領され、このままいつまで苦しいのかな、なんて夜も眠れないことも起こりやすいと感じます。

特に新年度で卒業、入学、部署移動、転勤、引越しなどを経験された方々にとっては、新しい環境に適応することに頑張りすぎたり、過去との比較対象が出てきてジレンマに陥ったりと、苦しい思いをされている方も多いかと思います。

私は過去にひどい鬱になったことがあるので、経験を踏まえてお伝えできることを綴ります。こんなにポジティブで明るい私を昔から知る人は、信じられないと言いますし、実際に私自身も、それを認めたくなかったのでずっと誰にも言えず隠していました。だから余計に苦しかったのです。でも、誰にでも起こり得ることだと知りました。だから人ごとではありません。

梅雨が明けても、気分が優れないなど、ご自分の変化に気づいたら、ためらわずにまずは心療内科の受診をお勧めします。心療内科はどこも大概混んでいますし、あらかじめ予約が必要なクリニックも多いです。電話をしたときには、すでに1ヶ月先まで予約で埋まっていることもあります。受診までの期間が長いと、自分の苦しみがさらに延長されるような気持ちになります。ですから、今のうちから予約をするか、すぐに受診できるところがあるならかかってください。薬で治療することもあり、有効ではありますが、できれば患者との対話重視のお医者様のところをお勧めします。私は対話重視のお医者様をたまたま見つけてラッキーでしたが、話すだけでラクになれることもあるし、薬に依存してしまうことに抵抗や恐怖があったので、カウンセリングを受けながら弱い薬を出してもらいました。眠ることは改善に繋がるとのことで、しばらく飲んでいましたが、良くなってきてからは全く何も処方されなくなりました。

忙しいとか恥ずかしいを理由にしてそのまま放置することなど、ご自分を大切にしないことは絶対にやめてくださいね。心療内科に相談することにどうしても抵抗のある方は、一人で抱え込まずに、まずは心を許せる人に聞いてもらってください。友達でもいいかもしれませんが、信頼のおける上司、恩師、先輩など、一通り経験されてきた方のほうがいいと思います。恥ずかしいと思わなくて大丈夫です。そんな大切な悩みを打ち明けてくれたと、相手は迷惑だなんて思いませんよ。

止まない雨などありません。谷ばかり下る人生もありません。今が谷なら、もうすぐそこには緩やかな上りの坂道、そしてまた山が迫っています。その頃には時も経ち、目には見えなくとも成長している自分がいるはずです。今と過去の自分が違うように、今と未来の自分も違うと思います。急いで走ると息切れを起こすのと似ていて、焦らず進めば、それほど苦しくないですよ。

大切なご自身のサインは見逃さないように!また気持ちも体のだるさも復活できる日は来ることを信じてくださいね。

つたない文章、読んでくださりありがとうございます。